国島筈斎(読み)くにしま かっさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国島筈斎」の解説

国島筈斎 くにしま-かっさい

1769-1826 江戸時代後期の儒者
明和6年生まれ。国島俊蔵養父。小田享叔(こうしゅく)にまなび,長門(ながと)(山口県)府中藩儒官の国島滄浪(そうろう)の跡をつぐ。藩校敬業館の学生監督をつとめ,11代藩主毛利元義に講義し,藩校の教授となった。文政9年10月9日死去。58歳。本姓山沢。名は宏。通称は伝右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android