四辻(読み)よつつじ

精選版 日本国語大辞典 「四辻」の意味・読み・例文・類語

よつ‐つじ【四辻】

〘名〙
① 道が縦横十文字に交差している所。つじ。よつの巷(ちまた)。よつじ。よつのつじ。よつかど。よつ。
三国伝記(1407‐46頃か)三「観音堂に向ひ一町計り登りて、四辻(よツツチ)の有りける所にて」
② 相撲のまわしの腰のうしろで結んだところ。三つ辻。よつい。よつゆい。よつ。
古今著聞集(1254)一〇「中納言はらくじりが四辻をとりて、前へつよくひかれたりければ」
③ 轡(くつわ)部分の名。〔観智院本名義抄(1241)〕

よ‐つじ【四辻】

〘名〙 =よつつじ(四辻)

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世界大百科事典(旧版)内の四辻の言及

【飯倉】より

…近世には虎ノ門から三田,品川宿に至る往還沿いが早くに町場化し,飯倉1~6丁目,狸穴(まみあな)町,片町,永坂町が1662年(寛文2)に町奉行支配となり,さらにその周辺が寺社地や武家地となった。飯倉2~3丁目の境を四辻といい毎年7月12日に草市が開かれ,同5丁目に続く赤羽橋際は魚商人が毎朝いっとき商い見世を開くため俗に赤羽ちょろ河岸といった。またこの近くに1859年(安政6)外国人旅宿が置かれた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」