四谷新堀江町(読み)よつやしんほりえちよう

日本歴史地名大系 「四谷新堀江町」の解説

四谷新堀江町
よつやしんほりえちよう

[現在地名]新宿区三栄町さんえいちよう

四谷伝馬よつやてんま町二丁目の北に位置する町人地で天保七年(一八三六)に成立。町の中央に中野なかの(現中野区)名主堀江卯右衛門の拝借地があり、南北間口三四間余・奥行一〇間の町屋はこれを挟むようにして西の荒木あらき横町の通りと東の御仮屋おかりや横町の通りに面する。東は御仮屋横町の通りを挟んで四谷伊賀よつやいが(北伊賀町のうち福寿院続)、西は荒木横町の通りを挟んで先手組与力同心大縄地、北は四谷伊賀町と久世氏の屋敷。町内総坪数は六九〇坪余(堀江家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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