デジタル大辞泉
「四更」の意味・読み・例文・類語
し‐こう〔‐カウ〕【四更】
五更の第四。およそ現在の午前1時または2時から2時間をいう。丑の刻。丁夜。
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し‐こう ‥カウ【四更】
〘名〙 五更の
一つ。
一夜を五等分した第四の
時刻。現在の時刻で、春は午前一時頃から三時頃まで、夏は午前零時半頃から二時すぎまで、秋は午前零時半頃から二時半すぎまで、冬は午前一時頃から三時すぎまで。丑
(うし)の刻。丁夜
(ていや)。
※
菅家文草(900頃)一・八月十五夕、
待月「四更待
レ月事何如、鐘漏頻移意有
レ余」
※読本・雨月物語(1776)
吉備津の釜「雨さへふりて常
(ただ)ならぬ夜のさまに、壁を隔て声を
かけあひ、既に四更
(しカウ)にいたる」 〔伏知道‐従軍五更転〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報