四時堂其諺(読み)しじどう きげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「四時堂其諺」の解説

四時堂其諺 しじどう-きげん

1666-1736 江戸時代前期-中期の僧,俳人
寛文6年生まれ。京都安養寺正阿弥の住職俳諧(はいかい)は宮川松堅(しょうけん)の門人で,貞徳3世を称した。斎藤如泉(じょせん)には漢和俳諧をまなぶ。享保(きょうほう)ごろ京都俳壇で重きをなした。元文元年8月22日死去。71歳。別号に肖菊翁。著作に「御傘取柄抄」「滑稽雑談」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の四時堂其諺の言及

【滑稽雑談】より

…俳諧歳時記。四時堂其諺(しじどうきげん)著。1713年(正徳3)8月成立。…

※「四時堂其諺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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