四方竜文(初代)(読み)しかた りゅうぶん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「四方竜文(初代)」の解説

四方竜文(初代) しかた-りゅうぶん

1732-1798 江戸時代中期-後期の鋳金家。
享保(きょうほう)17年生まれ。もと丹波亀山藩(京都府)藩士。明和元年ごろ京都で鋳造業をいとなむ。茶の湯釜を応用して蝋型鉄瓶を鋳造する方法を創案。また,青もどしと称する着色の方法を創出した。作品に金寿泰と銘を刻した。寛政10年7月3日死去。67歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android