着色(読み)チャクショク

デジタル大辞泉 「着色」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐しょく【着色】

[名](スル)物に色をつけること。また、その色。「着色した食品
[類語]染色染め物染め付け捺染型染め

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「着色」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐しょく【着色】

〘名〙 色をつけること。色がついていること。彩色。また、その色。ちゃくしき。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三「藍青色の玻瓈を、『コバルト』〈ゴス是なり〉にて著色する」
明暗(1916)〈夏目漱石〉一「鮮やかに見える着色(チャクショク)葡萄状の細菌であった」

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普及版 字通 「着色」の読み・字形・画数・意味

【着色】ちやくしよく

彩色。

字通「着」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の着色の言及

【染料】より

…着色を目的として繊維を染める物質を染料という。色が着くことは,人間の眼が色を知覚することにより認識される現象であり,そのために染料は一般に可視光の一部を吸収し補色として人間に色を識別させる。…

※「着色」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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