四十八ヶ瀬(読み)しじゆうはちかせ

日本歴史地名大系 「四十八ヶ瀬」の解説

四十八ヶ瀬
しじゆうはちかせ

[現在地名]西宮市塩瀬町生瀬

生瀬なまぜから船坂ふなさかに入る有馬ありま街道太多田おたた川の深い渓谷で、かつては道らしいものはなく川瀬の岩伝いに往来するのが常であった。大根土成の「滑稽有馬紀行」に「左右両がは、すべて屏風を立し如き岩山なり。河原は其谷にして、水少し斗り、右にめぐり、左に廻りてながれ出る。其流れに大き成石にて、とびこへあり。夫を飛こへ行事、数をしらず。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android