精選版 日本国語大辞典「有馬」の解説
ありま【有馬】
[一] 神戸市北区の温泉町。六甲山の北面、古くから知られた山紫水明の地。温泉は含鉄類塩泉で、リウマチ、婦人病にきくといわれる。
※浮世草子・好色一代男(1682)三「此徒津の国有馬(アリマ)の湯女(ゆな)に替る所なし」
[二] 兵庫県南東部にあった郡。昭和二二年(一九四七)以降、神戸・西宮の両市に順次編入され、同三三年三田市の成立により消滅。〔二十巻本和名抄(934頃)〕
ありま【有馬】
姓氏の一つ。
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