デジタル大辞泉
「嘘発見器」の意味・読み・例文・類語
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うそ‐はっけんき【嘘発見器】
※不連続殺人事件(1947‐48)〈
坂口安吾〉一七「あの顔は偽ることのできないものだ。こういう真実というものは、嘘発見器よりも確かだぜ」
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嘘発見器【うそはっけんき】
一般にはポリグラフとも呼び,1921年カナダのジョン・A.ラーソンによって発明された。質問に対して虚偽の答えをしたときの情動に伴う生理的変化を測定して,嘘を発見する装置。この測定の代表的なものは,精神電気反応を利用したもので,皮膚に全く感じない程度の弱い電流を通じ,情動が生じた際の電流の変化を増幅する。その他,血圧,脈拍,呼吸の変化も参考になり,これらの変化を総合的に記録し,判定する装置(ポリグラフ)も作られている。刑事訴訟法上,その利用には疑問が多く,米国では証拠能力を認められていない。
→関連項目精神電流現象
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