嘆声・歎声(読み)たんせい

精選版 日本国語大辞典 「嘆声・歎声」の意味・読み・例文・類語

たん‐せい【嘆声・歎声】

〘名〙
① なげきの余り発する声。嘆息
※中外商業新報‐明治三六年(1903)一〇月二七日「時に或は教育なくもがなの嘆声を発せしむることなきにあらず」 〔芸牕私志〕
② 感心してあげる声。また、ある感情をこめた声。
大道無門(1926)〈里見弴反射「『うまい!』と思はず嘆声(タンセイ)を放ったが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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