精選版 日本国語大辞典 「喫煙具」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
喫煙に必要な用具。広い意味では間接的に使用する用具も含まれ、喫煙に使用する以外のものも喫煙用品となる場合がある。また、本来は実用的なものであるが、喫煙は嗜好(しこう)として味と香りを楽しむ、心理的には憩いのものであるため、その用具は好みの意匠を凝らした装飾品を兼ねたものが多い。しかも形や意匠はその時代の思潮の影響を受けた、いわば趣味的傾向のものが多い。喫煙形態別に種類をあげると、次のようになる。
(1)紙巻きたばこ(シガレット)用 ホルダー、シガレット・ケース、ライター、卓上灰皿、スタンド灰皿。
(2)パイプ用 コンパニオン(灰押し)、マッチ、ライター(パイプ用)、パウチ(刻みたばこ入れ)、ジャー(室内用刻みたばこ入れ)、パイプラック、リーマンとクリーナー(掃除用具)。
(4)きせる用 刻みたばこ入れ(室内用の箱か壺(つぼ))、たばこ入れ(携帯用)、火入れ、火打袋、火縄、クジラのひげ(掃除用)など。
来客用には、シガレット・ケース、卓上ライター、灰皿など、それらをのせる台とともにセットになっている喫煙具セットもある。現在はあまり使用されないが、明治・大正時代にはパーティー用セットもあった。
[田中冨吉]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新