喉元・咽元(読み)のどもと

精選版 日本国語大辞典 「喉元・咽元」の意味・読み・例文・類語

のど‐もと【喉元・咽元】

〘名〙
のどの、胸部に近い部分咽喉(いんこう)部の、食道気管とに通じるあたり。また、のどのあたり。のどのところ。
※看聞御記‐応永二五年(1418)三月八日「以小刀かき切云々」
② 比喩的に、出入り口など、ものの喉にあたるような部分をいう。また、どうしても通らなければならない重要な所。
ノリソダ騒動記(1952‐53)〈杉浦明平〉一「年々歳々ますます港ののどもとをしめつけてゆくのである」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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