唐椿(読み)トウツバキ

デジタル大辞泉 「唐椿」の意味・読み・例文・類語

とう‐つばき〔タウ‐〕【唐×椿】

ツバキ科の常緑小高木。中国雲南省の原産で、一重の花が咲くヤマトウツバキの園芸品種。葉は長楕円形で葉脈が著しくへこむ。春、桃色から赤色大輪の花が咲く。

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精選版 日本国語大辞典 「唐椿」の意味・読み・例文・類語

とう‐つばき タウ‥【唐椿】

〘名〙 ツバキ科の常緑小高木。中国原産で、庭木として栽植される。葉は厚く両端のとがった長楕円形で脈が著しくへこみ、縁に細鋸歯(きょし)がある。春、枝先に径約一〇センチメートルの大きな花が咲く。花弁は紅色、淡紅色、あるいは白色で、多数集まって八重咲となることが多いが、五枚の一重のものもある。漢名、南山茶・南茶花。からつばき。ちょうせんつばき。ナンキンつばき。〔和漢三才図会(1712)〕

から‐つばき【唐椿】

〘名〙 植物とうつばき(唐椿)」の異名。《季・春》 〔和漢三才図会(1712)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「唐椿」の解説

唐椿 (トウツバキ)

学名Camellia reticulata
植物。ツバキ科の常緑高木,園芸植物

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