唐丸・鶤鶏(読み)とうまる

精選版 日本国語大辞典 「唐丸・鶤鶏」の意味・読み・例文・類語

とう‐まる タウ‥【唐丸・鶤鶏】

〘名〙
ニワトリの一品種。江戸初期に中国から渡来した闘鶏用のニワトリ。また、それをもと新潟県で作り出された特産種。とさかは単一で直立し、羽色はふつう黒色。鳴き声が長く、日本三長鳴鶏(ちょうめいけい)一つ天然記念物。〔玉塵抄(1563)〕
※雑俳・柳多留‐九(1774)「とう丸にのるべいはさとものしいひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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