精選版 日本国語大辞典 「唇亡歯寒」の意味・読み・例文・類語 しんぼう‐しかん シンバウ‥【唇亡歯寒】 〘名〙 (唇がなくなれば歯が寒いの意) 互いに助け合う関係にあるものの一方が滅びると、他の一方の存在も危うくなることのたとえ。→唇亡びて歯寒し。※西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二「仏蘭西王の威勢を見て唇亡歯寒の患を恐れ日耳曼、連国、西班牙、の三国兵を出して和蘭を援け」 〔春秋左伝‐僖公五年〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報