品田(読み)ホンデン

デジタル大辞泉 「品田」の意味・読み・例文・類語

ほん‐でん【品田】

親王内親王に、ほんによって朝廷から与えられた田地品位田。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「品田」の意味・読み・例文・類語

ほん‐でん【品田】

〘名〙 親王・内親王の品位(ほんい)(=位階)によって国家から与えられる田地。品位田。
続日本後紀‐嘉祥三年(850)二月辛亥「勅、四品安勅内親王、依願令入道、宜封戸及帳内資人品田収一レ公」

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世界大百科事典(旧版)内の品田の言及

【位田】より

…日本古代の律令制で,品階を有する親王・内親王と五位以上の位階保有者に与えられた田地。品階によるものは品田とも呼ぶ。女子には男子の3分の2が支給されるが,妃・夫人・嬪の場合は男子と同じという。…

※「品田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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