品川埠頭(読み)しながわふとう

日本歴史地名大系 「品川埠頭」の解説

品川埠頭
しながわふとう

[現在地名]品川区東品川五丁目、港区港南五丁目

第二次世界大戦後、品川台場の跡を利用して品川沖を造成、築造された埠頭で、東京港の一画をなす。西側と南側は京浜けいひん運河となり、品川区は品川埠頭橋、港区では港南こうなん大橋で西側内陸と結ばれる。面積七八万平方メートル。造成工事は昭和二六年(一九五一)三月から開始され、同三九年に完成した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の品川埠頭の言及

【品川】より

…76年には近代洋式工場,品川硝子製造所が建設され,その後,東京湾岸の埋立ても進んで電気機械工業を中心とする京浜工業地帯の一角を形成した。1964年完成した品川埠頭(ふとう)には東京電力品川火力発電所があり,その南の大井コンテナー埠頭に続く。海岸沿いを首都高速道路1号線,湾岸線,モノレールが走るほか,東海道本線,JR山手線,京浜東北線,京浜急行線が集まる。…

※「品川埠頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」