和習・倭習(読み)わしゅう

精選版 日本国語大辞典 「和習・倭習」の意味・読み・例文・類語

わ‐しゅう ‥シフ【和習・倭習】

〘名〙
日本的な習癖。特に、漢字を用いたり漢詩漢文を作ったり、また、漢字・漢画を書いたりするのに、中国本来の用法・書法でなく、日本独自の方式に従っていること。
※作詩志彀(1783)「命題・題引、果して倭習・謬用簇々として目に充つ」
② (━する) 歌などをいっしょに歌って習熟すること。〔史記‐高祖本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報