呼遂(読み)よびとげる

精選版 日本国語大辞典 「呼遂」の意味・読み・例文・類語

よび‐と・げる【呼遂】

〘他ガ下一〙 よびと・ぐ 〘他ガ下二〙 江戸時代遊女一人の客を長く通わせる。多く、遊女が費用を自弁して情人を呼ぶ場合にいう。
洒落本自惚鏡(1789)いろきゃく「そんな情のねい客人とはおもいいせんで、いま迄よびとげ申しいしたが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android