精選版 日本国語大辞典 「味物」の意味・読み・例文・類語 うまし‐もの【味物】 〘名〙 (「うまし」はシク活用形容詞「うまし」の語幹) りっぱなもの。すばらしいもの。※万葉(8C後)一一・二七五〇「吾妹子(わぎもこ)に逢はず久しも馬下乃(うましもノ)阿倍(あへ)橘(たちばな)のこけ生(む)すまでに」※万葉(8C後)一六・三八二一「美麗物(うましもの)いづく飽(あ)かじを尺度(さかと)らが角(つの)のふくれにしぐひ逢ひにけむ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報