吾税児(読み)ご ぜいじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吾税児」の解説

吾税児 ご-ぜいじ

?-? 奈良時代渡来人
唐(中国)の人。天平宝字(てんぴょうほうじ)5年(761)水夫を管理する押官として,唐使の沈惟岳(しん-いがく)にしたがい来日。その後は日本にとどまり,延暦(えんりゃく)3年(784)永国(長国)忌寸(ながくにのいみき)の氏姓をあたえられた。のち正六位上にのぼる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android