吾妻徳彌(読み)あづま とくや

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吾妻徳彌」の解説

吾妻徳彌 あづま-とくや

1957- 昭和後期-平成時代の日本舞踊家。
昭和32年11月7日生まれ。4代中村鴈治郎(がんじろう)の妻。祖母吾妻徳穂に師事し,昭和36年「お染久松」で初舞台。43年吾妻徳弥を名のる。53年吾妻流6代目家元をつぐ。54年芸術選奨新人賞。平成16年吾妻徳穂の後継者としての伝承技術,素踊り「共奴(ともやっこ)」の演技にたいし芸術院賞。東京都出身。玉川学園高卒。本名は林英津子(えつこ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android