吸飲・吸呑(読み)すいのみ

精選版 日本国語大辞典 「吸飲・吸呑」の意味・読み・例文・類語

すい‐のみ すひ‥【吸飲・吸呑】

〘名〙 病人などが、寝たままで水や薬を飲めるようにつくった、長い吸い口のあるきゅうす型の容器
※思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石一二「余は比較的閑寂な月日の下に、吸飲(スヒノミ)から牛乳を飲んで生きてゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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