吸枯(読み)すいがらし

精選版 日本国語大辞典 「吸枯」の意味・読み・例文・類語

すい‐がらし すひ‥【吸枯】

〘名〙
譬喩尽(1786)八「吸(ス)ひ空女(ガラシ)奉公人じゃ」
※開化問答(1874‐75)〈小川為治〉二「世間の日済貸又は高利貸抔といふ奴等は、〈略〉遂に貧乏人の身上を吸枯(スヒガラ)しにする次第にて」
※金(1926)〈宮嶋資夫〉一六「保阪は急に憤慨して、吸(スヒ)がらしの煙草土間にたたきつけた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android