吟替・吟変(読み)ぎんがわり

精選版 日本国語大辞典 「吟替・吟変」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐がわり ‥がはり【吟替・吟変】

〘名〙
薩摩琵琶(さつまびわ)旋律型一つ哀調を帯びたもので、一曲の聞かせ所。
小唄曲節に合わない声(俚言集覧(1797頃))。
③ 音や調子が変わること。
※雑俳・口よせ草(1736)「どうしても・さらばのときは吟がはり」

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