名割新村(読み)なわりしんむら

日本歴史地名大系 「名割新村」の解説

名割新村
なわりしんむら

[現在地名]荒川町中野なかの

北は名割村、南・東は中埜新なかのしん村に接する。寛永二〇年(一六四三)頃、羽前国置賜おきたま時田ときだ(現山形県東置賜郡川西町)の利右衛門・善右衛門・与助・紋兵衛の四名により開発された。はじめ四高野しこうや村とよばれたが、承応年間(一六五二―五五)に名割新村と改称されたという(明治一九年「合村願」時田家文書)。四名の子孫はいずれも時田姓を名のる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android