吉村家住宅(読み)よしむらけじゆうたく

日本歴史地名大系 「吉村家住宅」の解説

吉村家住宅
よしむらけじゆうたく

[現在地名]羽曳野市島泉五丁目

長尾街道にほど近く、南向きに建つ。主屋・表門(長屋門)土蔵および土塀三棟は国指定重要文化財。主屋は桁行四一・二メートル、梁間一一・四メートル、切妻造段違、東端は入母屋造、茅および本瓦葺、四面に庇があり、玄関付属。主屋は客室部と居室部からなり、客室部は玄関・座敷・客間(床の間)書院・次の間および表裏の縁など、居室部は居間・次の間・納戸仏間土間・広敷・納屋など。中庭を隔てて表門と土蔵が並ぶ。表門は桁行一八メートル、梁間四メートル、入母屋造で茅葺。土蔵は桁行一一・九メートル、梁間四メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「吉村家住宅」の解説

吉村家住宅〔大阪府〕

大阪府羽曳野市にある住宅。吉村家は庄屋を務めた農家。江戸時代前期に建てられたとされる主屋、表門などは国の重要文化財に指定されている。

吉村家住宅〔佐賀県〕

佐賀県佐賀市にある住宅。佐賀県北部に多く見られる、棟が一直線になった直家(すぐや)形式の農家。国指定重要文化財。

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