吉士雄成(読み)きしの おなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉士雄成」の解説

吉士雄成 きしの-おなり

飛鳥(あすか)時代遣隋使(けんずいし)。
推古(すいこ)天皇16年(608),小野妹子(いもこ)の帰国に同行してきた隋(中国)の使者裴世清(はい-せいせい)らを,筑紫(つくし)にむかえる。同年隋使をおくるため遣隋小使として大使妹子とともに渡海した。氏は難波(なにわの)吉士とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例