古河林村(読み)こがばやしむら

日本歴史地名大系 「古河林村」の解説

古河林村
こがばやしむら

[現在地名]河内村古河林

新利根川左岸の堤防沿いの低地にあり、東は庄布川しようぶかわ村、西は羽子騎はねき村。「新編常陸国誌」に「古川林新田、正保ノ以後ノ新地ニテ、大徳村ノ枝郷ナリ、其地庄布川新田ノ隣接ニ在テ、上、中、下、鍋子、須賀ノ五坪ヲ有ス」とあり、元禄三年(一六九〇)印旛いんば布鎌ふかま(現千葉県印旛郡栄町)の鈴木市右衛門の新開といわれる(稲敷郡郷土史)元禄郷帳の村高は三八三石余。江戸時代は旗本領(稲敷郡是)幕末は小笠原氏領(各村旧高簿)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android