古ヶ場村(読み)こかばむら

日本歴史地名大系 「古ヶ場村」の解説

古ヶ場村
こかばむら

[現在地名]岩槻市古ヶ場

上野うえの村の北、元荒川支流につ川の左岸に位置し、慈恩寺じおんじ台地上に集落が形成されている。林の東部日光御成道が通り、また坂東三十三観音霊場一二番所札所慈恩寺観音堂への巡礼道が通る。宝暦六年(一七五六)まで岩槻藩領であったが同年上知、明和七年(一七七〇)から文政四年(一八二一)まで川越藩領(松平藩日記)以後幕府領(「風土記稿」・改革組合取調書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android