日本歴史地名大系 「取石」の解説
取石
とろし
- 大阪府:高石市
- 取石
現高石市南東部の
古代には当地に百済の渡来系氏族取石造の居住がうかがわれ(「新撰姓氏録」和泉国諸蕃)、中世になると取石を本貫として草部・大鳥両郷で活躍する取石氏が知られる。建仁元年(一二〇一)一一月、草部郷収納使の沙汰として、取石正方らが郷内村々刀禰職を押取ろうとしたことがあった(建仁二年四月一五日「摂政家政所下文案」田代文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
現高石市南東部の
古代には当地に百済の渡来系氏族取石造の居住がうかがわれ(「新撰姓氏録」和泉国諸蕃)、中世になると取石を本貫として草部・大鳥両郷で活躍する取石氏が知られる。建仁元年(一二〇一)一一月、草部郷収納使の沙汰として、取石正方らが郷内村々刀禰職を押取ろうとしたことがあった(建仁二年四月一五日「摂政家政所下文案」田代文書)。
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