参勤・参覲(読み)さんきん

精選版 日本国語大辞典 「参勤・参覲」の意味・読み・例文・類語

さん‐きん【参勤・参覲】

〘名〙
① 参って勤めること。勤めを果たすこと。
八幡愚童訓(乙)(1301‐04頃)上「放生大会の導師を唯一度参勤したりしによりて」
② 出仕して主君のお目にかかること。
明衡往来(11C中か)中末「従内大臣殿召。仍令参勤之間」
※禁令考‐前集・第一・巻三・寛永一二年(1635)六月二一日「大名、小名在江戸交替所相定也、毎歳夏四月中可参勤

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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