原田霞裳(読み)はらだ かしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原田霞裳」の解説

原田霞裳 はらだ-かしょう

1797-1831 江戸時代後期の漢詩人。
寛政9年生まれ。紀伊(きい)の人。同郷菊池海荘親交をむすぶ。蘭(らん)の墨絵をたくみにかいた。のち紀伊田辺(和歌山県)領主安藤家につかえた。天保(てんぽう)2年4月死去。35歳。没後に「漱芳園(そうほうえん)遺稿」が刊行された。名は瓚。字(あざな)は叔馨。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android