原熊之介(読み)はら くまのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原熊之介」の解説

原熊之介 はら-くまのすけ

1825-1865 江戸時代後期の武士
文政8年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。弘化(こうか)元年(1844)藩主徳川斉昭(なりあき)の謹慎処分を解くために奔走したが,約4年間幽閉される。元治(げんじ)元年の天狗(てんぐ)党の挙兵松平頼徳(よりのり)にしたがい,藩内保守派(諸生党)とたたかったが降伏し,2年4月5日処刑された。41歳。名は忠愛

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android