厚紙を剥ぐ(読み)あつがみをへぐ

精選版 日本国語大辞典 「厚紙を剥ぐ」の意味・読み・例文・類語

あつがみ【厚紙】 を=剥(へ)ぐ[=剥(は)がす]

病気回復が速いさまをたとえていう。
※雑俳・柳多留‐一一(1776)「あつがみをへかすやうなはけびゃう也」
② 病気が少しずつ回復するさまをたとえていう。薄紙をはぐ。
人情本・春色淀の曙(19C中)三「併し此の薬を飲ましたら、厚紙(アツガミ)を剥(へ)ぐ様に些とづつ気分も宜らう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android