南別府村(読み)みなみべふむら

日本歴史地名大系 「南別府村」の解説

南別府村
みなみべふむら

[現在地名]西区南別府一―五丁目・伊川谷町別府いかわだにちようべふ今寺いまでら伊川谷町上脇いかわだにちようかみわき大津和おおつわ一―三丁目

伊川下流の左岸に位置し、西の対岸白水しらみず村。慶長国絵図に別苻べふ村、東側に今寺がみえる。江戸時代初期に南北に分村されたと思われる。正保郷帳南別符みなみべふ村とみえ、田方四五〇石余・畑方八六石余、芝山あり。明石藩領東浦部組に所属。享保年間(一七一六―三六)の「明石記」によると高五五四石余、東西一町四八間・南北一町一四間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android