南京焼(読み)なんきんやき

精選版 日本国語大辞典 「南京焼」の意味・読み・例文・類語

なんきん‐やき【南京焼】

〘名〙 中国の清朝時代に製作された景徳鎮の民窯磁器の総称。江戸前期に中国の南京方面から渡来した。南京。
浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)上「ちんたの酒甕、あけの血潮に染みたれば、錦手となる南京(ナンキン)やき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android