協和町(読み)きようわまち

日本歴史地名大系 「協和町」の解説

協和町
きようわまち

面積:二四七・二二平方キロ

南は西仙北にしせんぼく町、東は山を越えて西木にしき村・角館かくのだて町、西は河辺雄和ゆうわ町・河辺かわべ町、北は河辺町に隣接している。大曲おおまがり市と秋田市の中間に位置し、国鉄奥羽本線と国道一三号が町を南北に通る。国道一三号は上淀川かみよどかわ地内で国道四六号と交差している。山地が多く、山林原野が町域の約八〇パーセントを占める。

船岡ふなおか地区を流れる船岡川と、荒川あらかわ地区を流れる荒川とは淀川地区で合流して淀川となり、西流して高野たかの付近で雄物川に合する。これらの流域平地があり耕地となっている。峰吉川みねよしかわ地区は雄物川北岸に平地が広がる。

協和町
きようわまち

面積:三六・二二平方キロ

郡北部に位置し、東は大和やまと村・西茨城郡岩瀬町、南は真壁明野あけの両町、西は下館市、北は栃木県芳賀はが二宮にのみや町に接する。町の北部は八溝やみぞ山系西端の山裾が延び、東側は洪積台地、中央から西は小貝こかい川流域の沖積平野となっている。国鉄水戸線新治にいはり駅周辺が町の中心地で、商店・住宅・役場などが集中している。小栗おぐり地区には小貝川の小栗堰から取水する用水路が流れ、稲作・苺・野菜・西瓜の生産が盛んである。古里ふるさと地区には小貝川の井出蛯沢いでえびさわ用水が流れ、水稲のほか、ビニルハウスを中心とする施設園芸で小玉西瓜・野菜などを栽培している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報