千駄塚村(読み)せんだづかむら

日本歴史地名大系 「千駄塚村」の解説

千駄塚村
せんだづかむら

[現在地名]小山市千駄塚

おもい川左岸の台地上に位置し、北東粟宮あわのみや村。村の中央を日光街道が縦断する。至徳三年(一三八六)七月日の烟田重幹軍忠状案(烟田文書)や同四年八月日の嶋津政忠軍忠状(嶋津文書)に「千駄塚御陣」とみえ、同三年五月の小山若犬丸祇園ぎおん城での蜂起に際し烟田重幹・嶋津政忠らは若犬丸の攻撃に加わり当地に着陣している。慶長年中(一五九六―一六一五)より小山藩領、元和五年(一六一九)下総古河藩領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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