千歳鉱山(読み)ちとせこうざん

日本歴史地名大系 「千歳鉱山」の解説

千歳鉱山
ちとせこうざん

支笏しこつ湖の南西美笛びふえ川上流域の現美笛で昭和一一年(一九三六)から同六一年まで稼働していた金鉱山。同一一年一〇月に中島商事会社によって千歳鉱山株式会社が創設され、金・銀の採掘を開始。鉱山町には同年一一月に千歳鉱山特別教授所、同一三年二月に美笛郵便局が開設された。同一四年一二月に製錬所も完成していたが、同一八年に保坑鉱山に指定され休山状態となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android