十笏園(読み)じゅっしゃくえん

世界の観光地名がわかる事典 「十笏園」の解説

じゅっしゃくえん【十笏園】

中国の山東省潍坊(いぼう)(ウェイファン)市にある庭園。中国の代表的な庭園の傑作とされている。この邸宅は明の時代につくられたが、清朝末期の1885年に、潍坊随一の資産家である丁善宝が購入し私家庭園をつくった。約2000m2敷地築山築島のある池を設け、その池を中心に楼台書斎客室見晴台など67の建物を配して、それを曲橋や回廊で結んだ。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android