客室(読み)かくしつ

精選版 日本国語大辞典 「客室」の意味・読み・例文・類語

かく‐しつ【客室】

〘名〙 客を応接する部屋。また、客の用いる部屋。きゃくしつ。
※妾の半生涯(1904)〈福田英子〉一〇「妾(せふ)は、直ちに書生をして客室(カクシツ)に請(しゃう)ぜしめ」

きゃく‐しつ【客室】

〘名〙 家で、客を接待する部屋。客間応接間客座敷。また、旅館列車、船、航空機などの客のはいる室。
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三「楼上は則ち官局、楼下は則ち客室、室亦(また)二等有り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「客室」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐しつ【客室】

旅館などで、客を泊めるための部屋。また、列車・飛行機などの、乗客を乗せる部分。「客室係」「客室乗務員」
客間きゃくま。客座敷。
[類語]応接室応接間客間

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android