デジタル大辞泉
「十四経」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
じゅうし‐けい ジフシ‥【十四経】
〘名〙
① 漢方で、人体の気血の
運行を一四の経
(けい)に分けたものの
総称。人体の気血を
陰陽に分け、それぞれに三種、手の三陰三陽、足の三陰三陽、合わせて一二経、それに任脈と督脈を加えたもの。じゅうしきょう。〔
和漢三才図会(1712)〕
② (
中国の元の滑寿伯仁の撰になる、人体の気血の運行を一四の経に分けて説明した「十四経発揮」という
書物の名から) 鍼
(はり)と灸で
病気を治療する術。
※
浄瑠璃・関八州繋馬(1724)一「
公時が細工按摩十四経
(じふしケイ)、ちっと痛を堪忍せい」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報