北清松村(読み)きたきよまつむら

日本歴史地名大系 「北清松村」の解説

北清松村
きたきよまつむら

[現在地名]三潴町清松

南清松村の北、やま川下流右岸沿いにある。西は山ノ井川を挟み大依おおより(現城島町)、北は草場くさば村、東は壱町原いつちようばる村。古くは南清松村と一村で、清松村と称した。「寛文朱印留」には北清松村とある。本高は三四七石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」によると古高四二三石余・役高三四四石余。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高三四四石。文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田一八町四反余・開田一町余・畑二反余・居屋敷二反余。旧高旧領取調帳の高四九七石余。天明七年(一七八七)氏神八幡宮で祈願成就に際して江上操座の芝居が催された(公用見聞録)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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