北汀町・南汀町・西汀町(読み)きたみぎわちよう・みなみみぎわちよう・にしみぎわちよう

日本歴史地名大系 「北汀町・南汀町・西汀町」の解説

北汀町・南汀町・西汀町
きたみぎわちよう・みなみみぎわちよう・にしみぎわちよう

[現在地名]和歌山市北汀丁・南汀丁・西汀丁

和歌山城西北方の武家町で、北と東は西の丸川を隔てて郭内の三の丸・西の丸に対する。本来町名はなく、明治五年(一八七二)に新たに命名された。西の丸川に三方を囲まれた地に御米蔵があり(元禄一三年和歌山城下町絵図、寛政城下町絵図)、その南東より郭内に橋が架かる。町の西側には南の雑賀屋さいかや町に続く南北通があり(現西汀丁)武家屋敷が並ぶ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android