北永井村(読み)きたながいむら

日本歴史地名大系 「北永井村」の解説

北永井村
きたながいむら

[現在地名]三芳町北永井

藤久保ふじくぼ村の西、柳瀬やなせ川左岸台地に立地。川越藩による新田開発政策により寛文二年(一六六二)開拓地絵図(計画図)が作られて開発され(三芳町史)、初め長井ながい村と称した。同九年の長井村検地帳(三芳町教育委員会所蔵文書)では畑三四四町八反余、うち北長井分一七一町六反余・南長井分一七三町二反余、名請人七五。延宝三年(一六七五)検地(同文書)では反別二〇三町六反余(うち屋敷地二町五反余・御林一八町二反余)、名請人三六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報