北前川村(読み)きたまえがわむら

日本歴史地名大系 「北前川村」の解説

北前川村
きたまえがわむら

[現在地名]三方町北前川

三方村の南に位置し、丹後街道が通る。中世には前河庄として推移、弘治二年(一五五六)六月の明通寺鐘鋳勧進算用状(林屋辰三郎氏蔵)に「百五十文前川在所ヨリ山かた殿百姓」とあり、同年の明通寺鐘鋳勧進時入目下行日記(早稲田大学図書館蔵)に「百廿文 耳庄前川・田井・さこ(佐古)・鳥羽方々四とまり使銭三十文其後又五郎使ニ路銭」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android