勿体らしい(読み)モッタイラシイ

デジタル大辞泉 「勿体らしい」の意味・読み・例文・類語

もったい‐らし・い【×勿体らしい】

[形][文]もったいら・し[シク]もったいぶったようすである。
「彼はそれを―・く兄の前に置いた」〈漱石道草

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「勿体らしい」の意味・読み・例文・類語

もったい‐らし・い【勿体らしい】

〘形口〙 もったいらし 〘形シク〙 (「らしい」は接尾語) もったいぶった様子である。たいそうらしい。もったいくさい。
仮名草子・ぬれぼとけ(1671)上「すぐれてながきはかまを着、はなしめぬきの小脇指、まへこごなりにさすままに、もったいらしく居なをりしは、大心学と見へにけり」

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