勤上(読み)つとめあげる

精選版 日本国語大辞典 「勤上」の意味・読み・例文・類語

つとめ‐あ・げる【勤上】

〘他ガ下一〙 一定期間勤務役務などを最後までしとおす。また、遊女芸者などが年季奉公を終える。
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三「天への奉公を勤上(ツトメアゲ)て畜生だうのくるしみをさって人間かいへ生をかへる方が」

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